もちろん、身体は勝手に治癒し、最適化する力をもっている。
けど、長年つかってきた体の使い方やその癖は脳神経系に記憶されている。
新しいデフォルトがつくられ、それを「普通」と認識している。
だからまっすぐ、と思っていても曲がっていることなんてよくあるし、言われるまで気がつかないこともたくさんある。
さらに言えば、過去の記憶や固定概念による「思い込み」がある場合。これもまた厄介。「私は◯◯だから…」てやつですね。
人って極めて流動的でいろんな環境や心理状態の変化に左右される。実際細胞レベルでも変化しているわけだけど、とにかく昨日と同じ自分なんてない。
何が言いたいかって。
だから動きをおこなうときは一瞬一瞬の感覚に意識を向ける必要がある。あってるとか間違ってるとか、いつもと違うとか判断するのではなくて、ただそのままに観察する。これをするのにものすごく役にたつのがピラティスエクイップメント。素直にそのままに何が起きているのか感じる助けになる。
あらためて、このメソッドを構築してきた人たちのすごさを実感。出会えて感謝。
そして新しい感覚を身につけ、習慣にするためには繰り返しの訓練が必要。
滞在
4日目にしてだんだんと身体の中の記憶が変わってきているのを感じる。頭で理解するよりもはるかに早く身体が理解しはじめている。
ここからこれを続けることで徐々にわかってくるんだなぁ。それもまた楽しみだ。
としみじみしてたら電車乗り過ごした。しまった。
では、行ってきます。